法人概要

一般社団法人 気づきデータ解析研究所は、これまでのヒューマンサービスの先行的実証事業・研究の成果を、実際の社会に実践活用していくため平成28年4月に設立されました。

先行的実証事業・研究では、2010年より過去5年間にわたり状態把握システム「MIMOTE(ミモテ)」を利用し、約100万件にのぼる世界最大の介護現場における「気づき」データを蓄積しました。このビッグデータを解析し、新米介護者の早期育成や、個々の介護者の能力評価、効率性の検証等を実施してきました。

また同じく人材不足に悩む保育分野においては、保育士の園児に対する日々の気づきを簡易に入力・蓄積できるアプリケーション(保育MIMOTE)を開発・導入してきました。

当研究所は、この「気づき」データにかかるライセンスおよび実践ノウハウを含めた研究成果を引き継ぎ、「気づき」データベースを自律的に発展させ、介護だけでない保育や教育などの他のヒューマンサービス現場への展開、これらを安全かつ円滑に社会応用するための基盤サービスを提供しています。